5月 132010
 

確かにタバコは吸う人、側にいる人双方に「百害あって一利無し」かも知れませんが、元タバコ吸いで完全擁護派である私にとっては最近のタバコへの扱いは、「そこまで迫害しなくても良いだろう!」と思うほど目に余るものがある気がしています。

私が学生だった30年程前には、JR東海道線は確か平塚以西では社内でタバコが吸えましたし、地下鉄の駅でさえタバコを吸っていたものでした。
今考えてみればさすがにそれはヒドイと思います。回りの迷惑なんてお構い無し、というより「タバコ=迷惑」という概念がほとんどありませんでしたね。

最近は、周囲の人への害はもちろんのこと、吸う人自身の健康まで問題視され、「国民の健康を守るために増税してタバコの値段を上げて、国民の健康を守るんだ」なんて大きなお世話をブチ上げている方々もいらっしゃるようです。

確かに煙草を吸うマナーも何も無く、煙草を吸わない人に迷惑を掛けている方も多くいます。朝の横浜駅前は路上禁煙区域のはずなのに吸い殻だらけです。

そして、タバコは肉体面だけを取り上げれば確かに百害あって一利無しなのかも知れませんが、精神的には煙草は一つの文化だと思っているんです。

タバコを吸うための道具、最近では紙巻きタバコに100円ライターで味も素っ気も無くなってしまいましたが、以前は煙草入れ、煙管、灰皿、煙草盆、ライター等々趣を凝らした品々が煙草を吸わない人をも楽しませてくれたものでした。落語の中にも煙草を吸って一服する場面が良く出てきて、煙草は一息付ける代名詞でもありました。歌の歌詞や題名にもタバコにちなんだものが一杯ありますよね。

神奈川県では海水浴場での喫煙は全面的に禁止になったようです。昔ダイビングに明け暮れていた頃(海水浴場ではありませんが)、海から上がっての一服はホントに美味いものでした。

一部のマナーの悪い喫煙者を閉め出すために、煙草を諸悪の根元のようにヒステリックとも言える閉め出し方をする昨今の行政の貧しさに、日本全体の精神的な貧困さを思う今日この頃です。

 

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税理士・公認会計士 原科 立郎
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