5月 012010
 

以前「自助論」(サミュエル・スマイルズ)という本を読みました。この本は1858年という、何と私が生まれるちょうど100年前に出版されたそうで、日本では「西国立志論」と題して明治4年に出版され、福沢諭吉の「学問のすすめ」と共に明治の青年たちに広く読まれたそうです。「天は自ら助くる者を助く」という独立自尊のスローガンが当時の若者達を奮い立たせたようです。

私のスタッフ紹介のページにも書いてあるように私はこの言葉が昔から好きで、「座右の銘」という訳でもないんですが、自分にも言い聞かせ、また一つの判断基準にもなっています。

この本は、過去の様々な偉人の事例を挙げて、倦まず弛まず継続的に努力することの大切さが綿々と書き綴られているのですが、作者の文章力のせいで読む者を飽きさせずグイグイと引き込んで行きます。翻訳をされた方の力量もあると思いますが、それだけの古い本であることを感じさせません。(私が読んだのは、竹内均訳、三笠書房版)

私のような一発勝負型の人間には、なかなか倦まず弛まずに継続的に努力するなんてことは難しく、ネオンに灯が燈る頃合いになればついついジョッキに、グラスに手が伸びてしまう訳ですが、この本はそれではいけないんだということを思い出させてくれます。

TKC全国会初代会長の飯塚毅先生は、夜寝る前に寝酒を飲みながらもドイツ語の原書を読んで勉強されたそうです。

自助論を読み、飯塚先生の薫陶を受け、それでも凡人の私は今日も晩酌をしながら下らないテレビを見て、大口を開けて寝るのでした。

 

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税理士・公認会計士 原科 立郎
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